自然と目が覚める幸福



 

今日の朝か昼までくらい眠れなくてipadを広げた。髪を描くことを意識して描いていた。学校の先生っぽい。絶妙にダサいインナーとかカーディガンは学校教育業界の証。

 

髪はミクロに見れば一本一本存在していて、それは円柱か?先は尖っているのか。

しかしそうとするのは難しい。ミクロの円柱という捉え方で描ききる精神力があれば別かもしれないが。ミクロの円柱とし、先に集まる性質や、くねるという性質があるとする。それがどのように流れるのか蠢くのか、自由に描いて良いとして、これは楽しく喜んでいいところなんだろう。実際は笹の葉とかに例えられたりして。髪は一定部分から生え、集まって一点に収束する性質からその区分けにされた笹部分を適宜描いてまとめたりとか、ただ、それらしく見える方法は無数にあって描きたいイメージに対応して選べばよい気がする。脳みそに力が入らないというか、ディティールに精神力と指先の集中力が届かないときがある。そういうときばかりだが、逆もときに訪れる。髪の塗りはモロにその集中力に左右される。かんたんな塗りをしたら良いというのに、その学びさえ怠っている気がする。

 

先ほど起きた。いつもは昼前に寝て夕方前に起きるのだが、友人との約束で昼過ぎに飯の約束があったため、それから帰宅して5時間ほど寝て今に至る。別にもう眠くなく、快調とは言わないが、眠気が無いのでいい。同じ時間寝ても眠くて仕方ない時があるが、そういう時に自分のギアを無理に替えて服を急いで着替えたり外出するのは最も嫌いなことの一つだ。まどろみの中で自然と目が覚めるのが良く、もう一度寝れたって良い。ここ数日はやはりうっすらと体調が悪く、今は口内炎の痛さで飯を食うことに萎えている。先ほど開いたままの炊飯器の中に米たちが固まっていた。炊飯器の閉まる返しが最近よく外れる気がする。それともただ自分が忘れているだけか。

文章を書きながらやるべきことを思い出していた。別に特に無いのだけど、ひとつ思いついた物語と描きたいシーンがあり、そこに存在する葛藤や現実的かどうかを検証することをこれからボチボチしようと思う。描きたいシーンはポルノみたいなもので(ポルノそのものではない)、現実にある困難を前提にした、それを越す、もしくは展開させた面白さを楽しむものだ。現実の困難は鎮座していて、その先が見えずずっと自分たちを監視している塔みたいだ。思いつくとツッコミどころが多いのだが、どこまで現実というか納得感を付与するかというか、物語を読むときのひっかかりにしないかと考えていると難しい。別になんだこの世界観!?って1話で違和感の塊のまま見ることだってあるから、ただ進行させるべきなのかもしれないが。

とりあえず今日の目標として、家事をまず行い30分の基礎練習と前々から行いたかった成人向け漫画の作成について何かが出来たら良いな。いつも物語の目新しさや自分にとっての面白さを付与したがるのだが、それでエロ漫画らしさが消えたりすると、おれはなんてアホやったんや…ってなる。シナリオになにもひねりがない、自分にとってのフェチズムを表したものをまず用意しようか。